LegalOn Technologies Engineering Blog

LegalOn Technologies 開発チームによるブログです。

「QAプロセスAI支援ツールキット」〜コマンド一つでテスト業務を加速する〜

はじめに

こんにちは!!
株式会社LegalOn TechnologiesのSET(Software Engineer in Test)のhikimochiです。普段は自動テストの推進やQA部門横断の施策に取り組んでいます。
今回は、QA業務をAIで効率化する「QAプロセスAI支援ツールキット」についてご紹介します。
このツールキットは、シンプルなコマンド入力だけでテスト関連業務を生成AIにより加速させることを目的に開発しています。
Notion / Atlassian (JIRA) / Playwright / Figma等のMCPサーバとの連携により、実務のワークフローへ自然に組み込めることを目指しました。
本記事では、開発の背景からツールキットの概要、工夫した点、初期の成果、そして今後の展望までを共有します。

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第4回「LegalOn」誕生の裏側:全体アーキテクチャ設計と技術選定編

はじめに

LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。

第4回となる本記事では、「LegalOn」の全体アーキテクチャと技術選定に焦点を当て、当時の意思決定の背景や、これまでの成果・課題について、以下の3名に話を聞きました。

  • 深川 真一郎:執行役員・CTO
  • 杉田寿憲:Staff Platform Engineer
  • 安部亨佑:Lead of Frontend Engineer

本記事が少しでも開発や技術選定のヒントになれば幸いです。

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第3回「LegalOn」誕生の裏側:1年で約300機能を追加!リリースから1年半の振り返りと、今後の展望

はじめに

LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。

第3回となる本記事では、「LegalOn」のリリース後に焦点を当て、厳しいスケジュールの中でいかにプロダクトの成長に繋げたか、そして今後の展望について、以下の3名に話を聞きました。

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第2回「LegalOn」誕生の裏側:不可能を可能にした「爆速」開発プロジェクトの全貌

はじめに

LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。

前回の記事では、2022年末に始まった製品戦略プロジェクトの背景と「LegalOn」誕生の経緯を、CEOの角田とCPOの谷口へのインタビューを通じて紹介しました。

第2回となる本記事では、CTOの深川、CPOの谷口、そしてリードプロダクトデザイナーの鈴木に、立ち上げ期からリリースまでを支えた意思決定や、たった一年間でリリースまで導いたプロジェクトの進め方について話を聞きました。

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PdMがCursorと向き合った本音。「AIで爆速!」と一筋縄にいかない、プロダクト開発の「理想と現実」

はじめに

こんにちは!LegalOn Technologiesでプロダクトマネージャーを務めている天野です。

CTOオフィスの時武が、先日以下のブログで宣言した通り、私たちはAI駆動開発を取り入れて日々プロダクト開発に取り組んでいます。

tech.legalforce.co.jp

今回は開発だけでなく、プロダクトマネージャーの視点からCursorをどう活用しているか、リアルな事例をシェアしたいと思います!

世の中にはたくさんの素晴らしい活用例がありますが、正直なところ、AIツールは期待通りに動かないこともしばしば…あると思います。 成功事例ばかりではなく、私たちが実際に直面している「理想と現実のギャップ」と、それをどう乗り越えてCursorを活用しているかをお話しします。「あるある!それ、うちでもそうなのよ!」と思っていただければありがたいです。

ここからは、当社が企業の法務業務全般をAIで支援するべく提供している、グローバルでワンプロダクトである「LegalOn」の開発環境におけるCursorの活用をお伝えします。

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開発組織の北極星を示すコンパス:LegalOn Technologies Developers Compassの作り方

はじめに

こんにちは。株式会社LegalOn TechnologiesでSoftware Engineer(Frontend)として働いている川島です。

突然ですが、組織が急成長するに伴ってメンバーの多様性が増し、以前のような阿吽の呼吸が通用しなくなったり、価値観や考え方の食い違いによる衝突が頻発した際にどう対処したらいいかわからなかったり…。こうした課題に直面している企業は多いのではないでしょうか。

私たちLegalOn Technologiesにおいても、開発組織のメンバーが2025年7月現在で200名を超え、上記の課題に直面しています。この課題を乗り越え、全員が同じ方向を向いて開発に邁進するために、開発組織が重視すべき価値観や振る舞いを言語化した「LegalOn Technologies Developers Compass」を作成しました。ぜひ以下のリンクからご覧ください!

speakerdeck.com

この記事では、「LegalOn Technologies Developers Compass」作成プロジェクトの推進役を務めた私の観点から、発足〜社内公開のリアルな道のり、そこで得た実践的な学び、そして今後の展望についてご紹介します。

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第1回「LegalOn」誕生の裏側:なぜ「LegalOn」開発は始まったのか

はじめに

LegalOn Technologiesが提供する「LegalOn: World Leading Legal AI」は、契約書ドラフト・レビューや案件の管理、法務相談まで、法務業務をワンストップで支援する革新的なサービスです。リリースから1年半、企画開始から約2年半が経った今、プロジェクト立ち上げの背景、開発の進め方、これまでの振り返りや今後の展望、さらには技術面での学びまでを、全9回にわたるブログシリーズとしてお届けしていきます。

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